医学専門誌が自撮り中毒者を「セルフィー狂」と定義~自尊心の欠如など原因

曹 操 2017/12/28

医学専門誌「メンタルヘルスと中毒に関する国際ジャーナル(International Journal of Mental Health and Addiction)」は、精神に悪影響を及ぼすほどの過度な自撮り中毒を「セルフィー狂(Selfitis)」として定義しました。

自尊心の欠如が自撮りを引き起こす?

一見すると冗談にも思える話ですが、実際にこの名称が最初に登場したのは「アメリカ精神医学会(APA)が新たな精神障害として『セルフィー狂』を登録した」という、2014年のフェイクニュースでした。しかし、今回は本当です。

インドの学生225名を対象とした研究では、どういう状況に依存して自撮りをするのかが細かくカテゴリー分けされ、「セルフィー狂の行動尺度(Selfitis Behavior Scale)」としてまとめられています。

例えば、Factor 4では「ムードの緩和」として、自撮りをすることでストレスレベルを減らす、あるいはムードを上げ、気分を良くするといった状況が記されています。

研究によれば、対象者のうち9%が1日に8回以上の自撮りを行い、25%がSNSに3枚以上拡散しているのだそうです。スマートフォン全盛時代と言えばそれまでですが、研究チームは「自尊心の欠如や環境に溶け込もうとする試み」がこういった行動を促しており、その他の中毒症状と似た行動を見せると分析しています。

また、こうした精神障害のみならず、自撮りによる事故は世界中で後を絶たず、最近も数千万円する美術品が自撮り被害を受けて損壊するという事件が起きたばかりです。

Source:International Journal of Mental Health and Addiction,PhoneArena
(kihachi)

この記事を書いた人:

曹 操

あるデザイン会社を勤めています、日々はウェブデザイン関連のコーディングやグラフィックデザインの仕事しています。

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